姉妹都市40周年パネル展
大崎市と東京都台東区の姉妹都市交流を振り返るパネル展が、市役所屋内広場「パタ崎さん家(ち)」で開かれている。締結40周年の記念事業。29日まで。両者はJR東北新幹線開業2年後の1984年1月14日、乗り換えなし(古川-上野駅間)で結ばれた縁により姉妹都市に(当時=旧古川市)。古川まつり会場での「江戸下町職人展」開催、「大崎耕土」で収穫された新米の寄贈など特色ある交流事業を毎年続けているほか、節目に贈られた彫刻家朝倉文夫さん(台東区名誉区民)、響子さん父娘作のブロンズ像3体は市民にもおなじみ。東日本大震災、数度の記録的豪雨で同市が被災した際は台東区から見舞金も届いた。パネル展では、84年に旧古川市役所で開かれた調印式から現在までの「交流の軌跡」(市観光交流課)を写真付きで紹介。「台東区への観光誘客でさらなる交流の活性化」(同)を狙い、浅草寺、雷門、隅田川など江戸情緒漂う同区のPR映像も大型モニターで上映中だ。
救急出動1万件超す
大崎地域広域行政事務組合消防本部は、2023年中の管内(大崎市、色麻町、加美町、涌谷町、美里町)における火災と救急の状況をまとめた。火災発生件数は51件(前年比7件減)で過去2番目の少なさ。一方、救急出動件数は記録的猛暑の影響により1万151件(同230件増)と過去最多だった(数字はいずれも速報値)。
年末からインフル急減
県は11日午前、ことし第1週(1~7日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関では、インフルエンザで合わせて131人の感染が報告された。学校が休みで休日当番医だったこともあり、前の週から3分の1ほどに急減。仙台市と気仙沼は警報基準を下回った。圏域ごとのインフルエンザ報告数は▽仙南107人(1定点医療機関当たり15・29人)▽塩釜215人(同13・44人)▽大崎131人(同13・1人)▽石巻123人(同12・3人)▽仙台市415人(同9・43人)▽気仙沼34人(同8・5人)。全圏域で前の週から大幅に減り、県全体は1025人(同11・26人)と半減した。仙台市と気仙沼は、警報継続基準の1定点医療機関当たり10人を下回った。
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