2024/3/23

大崎市人事 総務部長に渋谷民生部長

　大崎市は22日、４月１日付の定期人事異動を発表した。異動総数３３８人。「地域課題解決、社会情勢変化と制度改正への対応が異動の基本方針」（人財育成課）。７部37課14室95担当（総合支所、行政委員会除く）、職員数１００６人体制で新年度のスタートを切る。部長級の異動は11人。総務部長に渋谷勝民生部長兼社会福祉事務所長を起用。総務部危機管理監に三浦利之教育部長、民生部長に大塲一浩総務部理事・財政担当兼財政課長事務取扱、上下水道部長に中田健一市民病院経営管理部長、教育部長に伊藤文子市民協働推進部長が回り、市民協働推進部長には大崎地域広域行政事務組合から帰任の藤島善光総務部付理事を充てる。

古工高校長に佐々木白石工高校長

　県教育委員会は22日、２０２４年度教職員人事を発表した。県北部では10高校と10中学校、30小学校の校長が変わる。定年退職する古川工業高の石岡恒一校長の後任に白石工業高の佐々木隆義校長が就く。中新田高校長に教育庁高校教育課の早川健次課長補佐、南郷高校長に教育庁保健体育安全課の佐藤俊明課長補佐、鹿島台商業高校長には宮城野高の丹羽裕教頭がそれぞれ昇格する。中学校長は、古川北に中新田の後藤玄校長が転任。松山に古川東の岡明子教頭、南郷に不動堂の長田智紀教頭がそれぞれ昇格する。鳴峰には遠刈田の目々澤辰悟校長が就き、小野寺英一校長は中新田に回る。小学校長は、古川第一に北部教育事務所の齋藤卓也所長、古川第二には仙台教育事務所の佐藤美紀子指導主事がそれぞれ就任する。

働きながら技術高める

　大崎地域高等職業訓練校の修了証書授与式が21日、大崎市古川西館の大崎地域職業訓練センターで行われ、仕事と両立しながら３年間の訓練課程を修めた４人が学びやを巣立った。修了したのは、木造建築科の大嶋優介さん（25）＝仙台市青葉区、みのり建築舎＝と酒井太輝さん（30）＝大崎市古川、酒井木工所＝、塑性加工科の遠藤登志朗さん（55）＝石巻市蛇田、橋屋根工業＝と中川涼太さん（21）＝加美町矢越、中川秀板金工業所＝。同校修了生はこの４人を含め、２７３人となった。

神林姉妹　そろって優勝

　大崎市の古川ジュニアバドミントンクラブに所属する神林美彩さん（古川第五小６年）、神林咲愛さん（同５年）姉妹が16、17の両日、塩釜市の塩釜ガス体育館で開かれた県小学生バドミントン選手権大会６年以下女子シングルス、５年以下女子シングルスでそろって優勝した。６年以下女子シングルスには57人、５年以下女子シングルスには39人がそれぞれ出場。トーナメント方式で争った。美彩さんは昨夏のＡＢＣ全国大会６年女子シングルスで３位に入った実力者で、今大会では第１シード。咲彩さんも昨夏の全国大会県大会で２位になり、第２シードとして挑んだ。２人とも決勝までの５試合を全て２－０のストレートで勝ち、優勝に花を添えた。

新津山小の敷地内に児童活動センター

　登米市津山町の旧柳津小敷地内に新設された「津山児童活動センター」の開所式が16日、現地で開かれた。熊谷盛広市長や津山小児童代表らがテープカットで完成を祝福。４月からは同校の放課後児童クラブと児童館として子どもたちの拠点となる。津山小は開校１年目の本年度は旧横山小を仮校舎とし、その間に旧柳津小の改修工事を行っていた。合わせて児童活動センターもことし１月に着工。木造平屋の延べ床面積約１１３平方㍍を整備した。児童クラブ室では児童30人程度、自由来館室でも10人程度が同時に利用できる。手洗い場やトイレ、事務室も備えた。

コロナ増加

　県は22日、第11週（11～17日）の感染症発生動向調査週報（速報）を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、新型コロナウイルスで合わせて１５６人の感染が報告された。前の週から33・３％増えたが、県全体はわずかに減少している。