「四季島」ことし初停車
JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が11日朝、鳴子温泉駅に停車した。停車は3年連続。大勢の地元関係者が列車と乗客を出迎えたほか、初回来訪と陸羽東線池月-川渡温泉駅開通110周年を祝う記念セレモニーも行われ、熱気に包まれた。ことしの「四季島」は、上野駅を出発し日本海側を北上。道南や青森県の見どころを3泊4日で巡り、太平洋側を通って上野駅へ戻る。鳴子温泉駅は最終日に下車観光を行うスポットとして、2017年の運行開始からほぼ毎年選ばれている。午前6時40分ごろ、朝日を受けたシャンパンゴールドの10両編成がホームへ到着すると、地元関係者らが横断幕を掲げたり手旗を振ったりしながらにぎやかに出迎えた。
御本丸公園のサクラ見頃
大崎市松山の松山御本丸公園は、約200本のソメイヨシノが見頃を迎えている。訪れた家族連れなどは、ピンク色に包まれた園内を散策しながら春の景色を楽しんでいる。大崎耕土が一望できる展望台がある同公園は、かつての千石城跡地。毎年この時期、園内は春色に染まり、たくさんの人が訪れる。ことしのサクラは、昨年より少し遅い8日ごろ開花。17日ごろまで観賞できそう。満開のサクラとステージを楽しむ「まつやま桜まつり」(松山観光協会主催)は13日午前11時から、同公園で開かれる。桜まつりと同日開催の「春のふれあいマルシェ」は午前10時から、松山酒ミュージアムで実施。
歩行者優先呼び掛け
信号機がない横断歩道における車の一時停止を啓発する街頭活動が10日、大崎市岩出山の「あ・ら・伊達な道の駅」前交差点で行われ、鳴子署員や岩出山、鳴子温泉両地域の交通安全団体がドライバーに呼び掛けた。毎月10日の「横断歩道安全対策強化日『十〇(止まる)日』」に合わせた取り組みで、玉造地区交通安全協会などが主催。春の交通安全県民総ぐるみ運動(6~15日)期間中でもあることから、交通死亡事故ゼロを目指すキャンペーンとともに実施した。活動には同協会や鳴子署員、両地域の交通安全活動推進委員、交通安全母の会、交通指導隊など計約50人が交差点側の歩道に立ち、歩行者優先などを記した横断幕やプラカードを掲示。赤信号で止まったドライバーには啓発グッズも手渡した。
ポスターや満開の写真
「化女沼2000本桜の会」は10日、大崎市古川の化女沼周辺に植樹したサクラをアピールしようと、ポスター、写真をJR古川駅2階の新幹線改札内に掲示した。同会は、化女沼を新たな花の名所にしようと、2000年から沼周辺でサクラの植樹を開始。これまで植えたのは合計約3000本で、大崎の代表的な花見スポットに育て上げた。沼周辺に植えられているのはソメイヨシノ、ヨウコウザクラ、カワズザクラなど9種類。ことしは、早いものでは先月末に開花した。掲示作業には、会員ら4人が参加。沼周辺の見どころを絵図入りで紹介したポスターのほか、会員らが撮影した満開のサクラ、植樹や下草刈りなど会の活動を紹介する写真合計60枚ほどをパネルに掲示した。
安全運転誓い署名簿
ミヤコーバス古川営業所(大崎市古川)は9日、バス運転手らが飲酒運転と禁止薬物使用の根絶を誓う「安全運転宣誓書」と署名簿を古川署に提出した。署名は営業所と、系列の宮交自動車整備古川整備工場の従業員合わせて51人分。また宣誓には酒と薬物の根絶にとどまらず「道路交通法の順守」「プロドライバー意識向上」「弱者保護」が盛り込まれている。ミヤコーの山崎強所長が署を訪ね、高橋誠署長へ手渡した。
PG場の美化に一役
大崎市古川の「いきいき太極拳同好会」は3日、同市田尻の加護坊パークゴルフ場で清掃活動をボランティアで行い、環境美化に努めた。同会は、会員が60~80代の15人。市地域交流センター・あすもなどに毎週1回集まり、太極拳を通して健康づくりに励んでいる。地域に貢献する活動にも取り組もうと、初めて奉仕活動を実施した。この日参加したのは12人。パークゴルフ場のクラブハウス周辺や駐車場に投げ捨てられた空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻などを火ばさみで拾ってごみ袋に集め、可燃ごみ、不燃ごみに分別した。
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