地域の安全安心に貢献
地域の「安全安心」に貢献したとして、大崎市の高倉っ子見守り隊(同市古川)、沼部ふるさと委員会ふるさとまもる隊(同市田尻)の2団体が「住みよいみやぎづくり功績者表彰」を受けた。ともに同表彰初受賞。伝達式は17日に古川署であり、代表者に村井嘉浩県知事名の表彰状が手渡された。高倉っ子見守り隊は現在約30人の隊員が通学路見守りや防犯パトロールに励む。住民対象「防犯標語」募集も独自策。掲示板や地区公民館の広報紙で標語を活用し、防犯意識高揚に役立てている。沼部ふるさと委員会ふるさとまもる隊は恒例の「対面式」で学区内全児童と顔見知り関係を築いている。現在85人の大所帯で、パトロールには地区公民館職員も参加。たくさんの目で地域を見守る。
屋外でスポーツ楽しむ
大崎市古川高倉地区公民館は16日、新規事業「わくわくスポーツday」を始めた。旧高倉小校庭を活用した屋外活動で、毎月第3火曜日にさまざまなスポーツを行う。同館は定期的に館内ホールでスマイルボウリングやクッブ、ボッチャなどを行っていたが、参加者から「屋外でも実施してほしい」という要望が寄せられていた。そこで、成人・高齢者教育の一環として「わくわくスポーツday」を企画。健康づくりを狙いに、幅広い年代の参加を目指していく。
虎舞サポーター募集
加美町は、インターネット上のギフティング(応援)サービス活用による「火伏せの虎舞」サポーター募集を始めた。ポイント出資者を募り、まつりの山車修繕資金に充てる狙いで、オリジナルグッズや「出張虎舞」など額に応じた返礼品を用意。9月末まで。出資方法は東北電力フロンティア(仙台市)とエンゲート(東京都)が共同運営するギフティングサービス「東北サポーターズ」=https://supporters.tohoku-frontier.co.jp/=にパソコン、スマートフォンなどでアクセスし①同サービスに会員登録②ポイント(1ポイント1円換算)購入③対象行事一覧から「火伏せの虎舞」を選び「デジタルギフトを贈る」をクリック(タップ)。最低100ポイントから出資できる手軽さが特徴。
コロナ、インフル大幅減
県は18日、第15週(8~14日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関9カ所では、新型コロナウイルスで合わせて98人の感染が報告された。前の週から2割減少。県全体も6週連続で減り続けている。圏域ごとの新型コロナ感染者の報告数は▽気仙沼33人(1定点医療機関当たり11人)▽大崎98人(同10・89人)▽仙南68人(同9・71人)▽石巻80人(同8人)▽仙台市236人(同5・36人)▽塩釜81人(同5・06人)。全圏域で前の週から少なくなり、県全体は25・2%減の596人(同6・70人)だった。インフルエンザの定点医療機関の報告数は▽大崎57人(同6・33人)▽仙南45人(同6・43人)▽石巻47人(同4・7人)▽仙台市179人(同4・07人)▽塩釜45人(同2・81人)▽気仙沼0人。仙南以外の全圏域で前の週から少なくなり、県全体は33・9%減の373人(同4・19人)だった。年代別では14歳以下で76・5%を占めている。
恐竜ダンス 大ウケ
サクラが見頃を迎え、たくさんの花見客でにぎわう化女沼・古代の里(大崎市古川)に11日、色とりどりの〝恐竜〟が現れ、人々の目を引きつけた。穂波の郷クリニック(同市古川穂波)が、緩和デイケアの利用者向けに毎年行っている花見での一幕。クリニックのスタッフや地域ボランティア「あったか訪問隊」のメンバー計6人が、ティラノサウルスの着ぐるみを着て利用者の前でダンスパフォーマンス。視界が悪く、動作も制限される着ぐるみのためぎこちないダンスだったが、利用者には大ウケ。「頑張れ」という声援も飛んだ。花見に来ていた周りの親子連れも輪に入り、サクラの下で世代を超えた交流も生まれた。
心に伝わる話し方
大崎市古川出身の役者・劇作家・演出家、高泉淳子さんによる話し方教室「聞き手の心に伝わる話し方」が16日、大崎市図書館で開かれた。高泉さんは、講話やワークショップを通して自分の気持ちを伝える言葉の使い方などを伝授した。話し方教室は、話し下手、職場や式典の場でのスピーチが苦手といった人たちに、自分の経験と技術を生かしてもらおうと、地元古川や東京、京都などで定期的に開催している。この日は県内各地から女性8人が参加。講話の後、料理のレシピを音読するワークショップを行った。その中で高泉さんは、何かを話したり、伝えたりするときは「伝える人や物、事を好きになること。相手を信じ、丁寧にすること。丁寧にすることが忘れやすく、一番難しい」と語った。
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