2024/6/21


和やかにプレー楽しむ

 第4回大崎タイムス社杯兼2024年度古川ソフトボール協会長杯争奪春季ソフトボール大会(大崎タイムス社主催、古川ソフトボール協会主管)が16日、大崎市古川北中グラウンドで開かれ、県北部などの5チームが熱戦を繰り広げた。出場したのは陸前クラブ(大崎市)とソフトボーイズ(登米市)、小牛田高等学園OB(美里町)、Team・S(大崎市)、闘魂ボンバーズ(石巻市)の計5チーム。1試合最長70分間のトーナメントで優勝を争った。イニング途中でも給水時間を確保し、熱中症対策を徹底。本塁打にベンチが沸き立つ一方、失策した仲間に対し「惜しい」「ドンマイ」と励ますなど終始和やかな雰囲気でプレーが進んだ。優勝したのは「闘魂ボンバーズ」で、前回(昨年11月)に続き2連覇を達成。

手作り作品340点

 涌谷町くがね創庫で活動している手作りサークル7団体による合同作品展が同館で開かれている。開催は5年ぶり。手先の器用さを生かして古布をリフォームさせた衣類や人形などの力作が並んでいる。25日まで。各サークルは、同館と同じ敷地内の「創作体験室さくら館」で、古布を再活用した衣類、小物作りや手芸、絵手紙、フラワーデザインの創作を楽しんでいる。合同で展示するのは2019年以来で、実行委員会が主催した。展示作は約40人が手掛けた340点ほど。古布の風合いを生かして縫い上げた着物や手提げ、タペストリー、淡い水彩による手描きのぬくもりが伝わる絵手紙が会場を彩っている。

豪快な投げ技で一本も

 第3回県小学生学年別柔道大会が16日、大崎市武道館で開かれた。県内各地から参加した選手たちは日頃の練習成果を発揮し、白熱した試合を繰り広げた。大会は、県強化選手、8月に横浜市で行われる全日本小学生柔道育成プロジェクト2024(全日本柔道連盟主催)出場者の選考を兼ねて行われた。男女合わせ体重別8種目に計114人が出場し、それぞれトーナメント方式で試合を実施。選手たちは全国の舞台を目指し、練習で身に付けた技を次々と繰り出し熱戦を展開。豪快な投げ技で一本を決める場面もあった。

 

大崎で新型コロナ増加

 県は20日、第24週(10~16日)の感染症発生動向調査週報(速報)を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、新型コロナウイルスで合わせて47人の感染が報告された。前の週から1・4倍に増えたが、県全体は減少傾向が続いている。圏域ごとの新型コロナ報告数は▽大崎47人(1定点医療機関当たり4・7人)▽石巻34人(同3・4人)▽塩釜46人(同2・88人)▽仙南19人(同2・71人)▽仙台市96人(同2・18人)▽気仙沼8人(同2人)。大崎と石巻で増えたが、県全体は7・7%減って250人(同2・75人)だった。