経営者に必要な資質学ぶ
次代を担う経営者を対象とした「77R&Cエグゼクティブ・スクール」が12日、大崎市古川で始まった。グランド平成で開かれた第1回は、タカカツグループホールディングス(同市古川)の橋勝行会長が講話を行い、経営トップに必要な資質について語った。スクールは12月まで合計6回開かれ、経営ノウハウを学ぶほか自社の将来ビジョン、実行計画の策定に取り組む。
鳴瀬川でカヌー楽しむ
大崎市下伊場野小の全児童11人が6日、近くの鳴瀬川でカヌーを体験し、豊かな自然とともに水辺の危険性も学んだ。2005年、同校の児童に川に親しんでもらうのを狙いとした「水辺の楽校(がっこう)」が開校。住民有志と市が中心になり、鳴瀬川堤防の除草といった環境保全やサケの稚魚放流などに取り組んでいる。カヌー体験はその一環で同年始まったおなじみの行事。ことしは保護者22人を含む33人が参加し、2人乗りカヌーに搭乗。息を合わせてパドルをこいで進み、川面からの眺めを楽しんだ。
功労者44人19団体を表彰
涌谷町は12日、建町記念式を涌谷公民館で開き、町勢発展や地域福祉向上に功労があった44人と19団体を顕彰した。冒頭、遠藤釈雄町長が近年の人口減に触れ、「まちの活性化を図るには交流人口、関係人口の増加が欠かせない。先人が残した自然や歴史、文化を生かして町政課題を解決し、住んで良かったと思える町をつくり上げていきたい」とあいさつした。対象者の氏名と功績が読み上げられた後、遠藤町長から表彰状が贈呈された。出席者は万歳三唱して現町制施行から70年目の節目を祝った。
古川学園 古川黎明に完勝
第106回全国高校野球選手権宮城大会は6日目の13日、石巻市民球場などで2回戦8試合を行った。県北部勢はシード校の古川学園が古川黎明を破り3回戦に進出。大崎中央は仙台商に敗れた。古川学園は12−0の五回コールドで古川黎明に完勝した。初回、3番菊地の適時打や5番大柳の適時三塁打などで一挙4点を先制。5点リードして迎えた三回には無死満塁で8番島が右適時打を放つと敵失も絡み、走者3人が生還。その後も渡邉の適時三塁打や4番加藤の適時二塁打などで得点を重ね、大きく引き離した。
栗駒「特定空き家」解体へ
栗原市は12日、栗駒岩ケ崎の商店街に長年放置されている「特定空き家」を、空家対策特別措置法に基づき17日午前10時から行政代執行で解体すると発表した。老朽化で倒壊の恐れがあるとして所有者に再三改善を求めたが、対応がなかった。空き家解体の代執行は栗原市内で初めて。
東北総体トランポリン
第78回国民スポーツ大会の予選を兼ねた第51回東北総合スポーツ大会トランポリン競技が7日、秋田市立体育館であった。女子では橋依千香選手(栗原市高清水、栗原南中3年)がノーミスの演技を2本そろえて優勝。9月12日に佐賀市で開かれる国民スポーツ大会に東北代表として出場する。男子でも川嶋太一選手(登米市登米町、佐沼高1年)が2本目の演技で自己最高得点。菊地智周選手(福島県)の5連覇で国スポ出場こそ逃したが、堂々の2位に輝いた。
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