豪快に泥しぶき上げ奮闘
水を張った休耕田でバレーボールを行う「第13回泥んこバレーin小泉」が28日、大崎市古川小泉地区で開かれた。市内外から出場した選手たちは全身泥だらけになってボールを追いかけ、白熱した試合を繰り広げた。小泉親交会が2009年に始めた。地区民の交流が目的だったが、ユニークさが徐々に拡散し、次第に市外や県外からも出場者が集まる人気イベントに成長した。コートに入れるのは1チーム3人だが、選手交代は自由で、ことしは大崎市をはじめ、仙台市、登米市、栗原市、大和町、美里町から17チーム、約100人が出場。このうち8チームが初出場だった。参加者たちは豪快に泥しぶきを上げながらスパイクやブロックに奮闘。果敢に泥に飛び込み、レシーブを返すファインプレーもあった。
キャンバス彩る〝大輪〟
「おおさき花火大会2024スマイル花火の絵コンクール」が、大崎市地域交流センター・あすもで開かれている。各作品は市内の未就学児お手製。見上げるほど大きなキャンバスいっぱいに、表現力豊かな〝大輪〟が咲き誇る。8月9日まで。花火大会(8月2日夕)主催のおおさき青年会議所がムードを盛り上げようと初めて企画。市から後援を得て作品制作を呼び掛け、保育所(園)と幼稚園計20施設が応じた。
遠田署で「オープンポリス」
警察官の仕事を体験してもらうイベント「オープンポリス」が20日、遠田署で開かれた。警察官志望の高校生や子どもたちが、逮捕術や警察犬などに触れ、警察官への憧れを深めた。2010年に始まり、15年目を迎える。遠田署によると、同様の取り組みは県警察学校や他の署でも行われているが、内容の豊富さでは同署が随一で、参加した高校生や学生が卒業後に警察官を志望するなど人材確保につながっているという。注目を集めたのが、警察官ならではの逮捕術の披露。警棒を手にした警察官同士が相手の攻撃をかわしながら鮮やかに打ち込み、大きな拍手を受けた。
県観光統計
県はこのほど、2023年の観光統計概要(速報値)を発表した。県全体の観光客入れ込み数は6824万人で、前年から1100万人(19・2%)増加。新型コロナウイルス感染拡大前の19年も28万人(0・4%)上回り、過去最多を記録したが、大きく伸びている仙台圏域と比べ、大崎圏域では特に宿泊観光客数が伸び悩んでいる。
日本少年野球選手権へ
中学硬式野球「宮城仙北ボーイズ」の選手たちが23日、大崎市役所を訪ね、東北中央支部代表として出場する第55回日本少年野球選手権大会(8月2日開幕、大阪市など)に向けて活躍を誓った。支部予選会決勝(6月15日、栗原市)で仙台育英学園秀光ボーイズを3−1で下し、2年連続7回目の大会出場を決めた。この日は西田悠隼(古川南中3年)、遊佐心翔(同)、神野煌世(同)、久保田悠正(古川東中3年)、阿部凌久士(同)、山下怜歩(古川中3年)6選手が表敬訪問。引率の泉勝幸代表は「野球に対し真摯で真面目な子ばかり」と紹介した。
県警音楽隊が出演
県警音楽隊による音楽会が31日午後1時から涌谷町くがね創庫広場で開かれる。同町の住民有志でつくる「涌谷駅周辺を明るくする会」が初めて企画、主催する。音楽会は、音楽隊総勢約30人による演奏とカラーガード隊による演舞を行う。涌谷高美術部員が描いた油彩画6点の展示もある。また、地元9の1自治会や涌谷高生が作った吹き流し8基を展示する。同自治会は、障子紙をピンクや水色に染色するなどしてカラフルに仕上げ、29日にくがね館軒下につるした。
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