トップ選手の試合に沸く
大崎市古川総合体育館のリニューアルを記念するバレーボール大会が4日、同体育館で開かれた。女子国内トップリーグの「KUROBEアクアフェアリーズ富山」(富山県黒部市)と「リガーレ仙台」(仙台市)、さらに高校女子の強豪、古川学園と下北沢成徳の試合が行われ、高いレベルのプレーに会場が沸き、体育館の新装を祝った。記念試合は市内のバレーボール、産業団体関係者らで組織する実行委員会が主催。市内の中学、高校バレーボール部員も運営に参加し、小学生も選手のエスコート役で登場した。試合は、富山がセットカウント3-0のストレートで勝利。第2セット、仙台は接戦に持ち込む粘りを見せたが、第3セットは序盤から富山が圧倒する展開で、トップリーグに参入する力を見せつけた。また古川学園と下北沢成徳の対戦は、実力が伯仲する接戦となり、下北沢成徳がセットカウント2-1で勝利。古川学園がポイントを得ると会場から大きな歓声が上がり、選手に大きな声援を送っていた。
「美術と生活」テーマに
大崎市民ギャラリー・緒絶の館の所蔵作品展「美術と生活」が、同館で開かれている。生活の一場面をモチーフにした絵画と、身近な言葉や詩をもとにした書合わせて29点が公開されており、訪れた人の目を引いている。12日まで。同館は、収集したり寄贈されたりした作品340点を所蔵。大崎市ゆかりの作品が中心で、一部を定期的に公開している。今回は2章構成で、第1章は日常の一こまを切り取った作品。第2章は旧古川市出身の書家、加藤翠柳さん(1909~1998年)の書を中心に紹介。
「富山」の選手ら歓迎
大崎市古川総合体育館リニューアル記念バレーボール大会を前に、「KUROBEアクアフェアリーズ富山」(富山県黒部市)の関係者、選手、黒部市関係者を招いたレセプションが3日、大崎市古川のグランド平成で開かれた。レセプションには合計80人ほどが参加。大崎市側からは大会実行委員会の千田清憲委員長、伊藤康志市長、バレーボール団体関係者らが参加した。千田実行委員長は「古川は小中高それぞれ全国制覇の経験があり、バレーボールの盛んな地域。記憶に残る試合を」と歓迎の言葉を述べた。伊藤市長は「スポーツ関係者の強い要望があり、体育館の大規模改修に取り組んだ。市民の期待に応えられる試合を見せてほしい」と期待した。「富山」の堀内康男会長は「選手が古川のバレーボールの熱量を感じ、帰ることができれば」と語り、飯田耕一ジャネラル・マネージャーからは「古川学園高から選手を迎えたい」との希望も聞かれた。
踊りやクイズ楽しむ
大崎市古川高倉地区の「ふるさとまつりin高倉」が7月28日、旧高倉小体育館で開かれた。踊りや地元に関するクイズ大会が行われたほか、屋台も出て多くの地区民でにぎわった。オープニングを飾ったのは「高倉音頭」。来場者で輪になり、音楽に合わせて踊った。「高倉クイズ」は、「ことし6月現在の人口は1000人以上か」「65歳以上が占める割合は34・4%か」「高倉橋ができる前は渡し船があったか」といった人口や歴史に関する10問を出題。参加者たちは、「○」と「×」が書かれた立て札のどちらかに移動し、正解すると歓声を上げたり、拍手したりして喜んでいた。ポップコーン、飲料、スーパーボールすくいが並んだ屋台エリアやシャボン玉エリアも設けられ、浴衣を着た子どもたちが夢中になって遊んでいた。
「子も個人として尊重を」
栗原市鶯沢小PTAの教育文化講演会がこのほど、同校体育館で開かれた。栗原市栗駒出身のフリーアナウンサー、菅原美話さんが講師となり、子育ての経験を語りながら、「子どもも個人として尊重することが大切」と訴えた。菅原さんはテレビやラジオに出演しているほか、元AKB48の岩田華怜さんの母としても知られる。「人生は一生、個育て」と題して講演した。華怜さんが小学生のころは仕事で家を空けることが多く、弁当にメッセージやなぞなぞを書いたメモを添えていた。昼にクラスの話題になったといい、「限られた時間でも子どもとの関わり方がある」と語った。
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