体当たりで「火の用心」啓発
秋季全国火災予防運動(9~15日)に先立つ8日、コミックバンド「仙台貨物」ボーカル担当のイガグリ千葉さん=大崎市出身、おおさき宝大使=が大崎広域消防本部古川消防署の一日署長となり、ファンや市民に「火の用心」を呼び掛けた。おなじみ「どもどもども~」の元気な掛け声で本部庁舎に登場した千葉さん。髙橋茂樹署長から委嘱状を受け取ると、制服姿から消防隊員と同じヘルメットに防火服へと早着替え。庁舎敷地内では〝署長〟自ら訓練体験に挑戦。建物に向かい放水したり、高さ35メートルのはしご車に試乗したりと、ステージさながら体当たりの活躍ぶり。
市勢発展へ長年尽力
「文化の日」の3日、市勢発展への功績をたたえる大崎市表彰式が市民会館で開かれた。本年度は叙勲・褒章に伴う顕彰計28人、市礼遇者7人、市表彰条例に基づく138個人と12団体が対象に。被表彰者たちはより一層の地域貢献、活動に向けて思いを新たにした。伊藤康志市長は式辞で「中心市街地復興まちづくり」「多文化共生社会の醸成」「デジタル市役所」など各分野の取り組みを紹介し「事業実施できたのは皆さんのご指導ご鞭撻、献身的なご助力のたまもの」と話した。祝辞に立った来賓のうち、地元選出の小野寺五典衆院議員は「これからも地域のため市民のためご活躍を」と呼び掛けた。
お笑いタレントら講師に
お笑いタレント、ぜんじろうさんらが講師を務める授業が10月31日、加美町東小野田小で行われ、小野田と宮崎学区の小学5、6年生126人が人に伝える自己表現法を学んだ。子どもたちのやる気スイッチをオンにすることを目的にした志教育「スイッチオン」授業の一環。ぜんじろうさんや、元吉本興業専務取締役で現在は地域活性化事業に関するコンサルティング業務などを手掛ける竹中功さんを講師に、町内の小学5、6年生と中学生を対象に実施。8月に3学区の小中学校で1回目の授業があり、2人が講演。今回が2回目の授業。ぜんじろうさんは、客に向かってしゃべりかける「スタンダップコメディアン」として世界20カ国で活動しており、この日は話をするときの姿勢や発声、早口言葉、表情筋トレーニングなどを指導。自虐や笑いについても触れ、「社会的に弱い人、肌の色や国籍など自分ではどうすることもできないことをばかにするのは笑いではなく差別。絶対にやってはいけない」と強調。その上で「自分に巻き起こった不幸は自分次第で面白くできる。そのためにはどんどん挑戦し、失敗していこう」と呼び掛けた。
福祉の今後語る講演会
11月11日は「介護の日」。厚生労働省が2008年、介護について啓発するため制定した。高齢化の進行で介護の必要なお年寄りは増え、課題も多様に。そんな介護福祉の今後について在宅診療に関わる医師が語る「地域福祉の未来を拓く講演会&歌謡ショー」が25日、大崎市民会館で開かれる。ショーには演歌歌手の千昌夫さんが出演する。同イベントは、大崎地方で福祉に携わる人々でつくる「地域福祉の未来を拓く実行委員会」が主催、大崎タイムスなど後援。3部構成で、第1部は医師2人による講演会。「穂波の郷クリニック」(大崎市古川穂波)の三浦正悦院長と、「佐々木医院」(同市古川諏訪)の佐々木惇医師が登壇し、「地域福祉の未来」をテーマに講演する。第2部は、栗原市を拠点に活動する舞踊家の川門世昌さんと、岩手県胆沢郡出身の民謡歌手、井上ゆかりさんが出演。創作舞踊や歌を披露する。第3部は演歌歌手、千昌夫さんによる歌謡ショー。自身のヒット曲を歌いながら、笑いと感動の舞台を繰り広げる。
コメントをお書きください
みゃーまる (日曜日, 10 11月 2024 04:03)
仙台貨物をいつも応援してます。
千葉さんに会いたかったのですが、行けませんでした。
新聞に乗っているのを見れて良かったです!!元気出ました!
新聞でまた千葉さんの記事を見れたら嬉しいです。
せーな (日曜日, 10 11月 2024 17:54)
笑顔と元気をくれるイガグリ千葉さん!仙台貨物の歌は私のエネルギーです。故郷に貢献してる姿も素敵です!