チェコの工芸品など展示
チェコのブリキのおもちゃや華麗な衣装を着た人形、きらきらしたガラスビーズなどが並ぶ「チェコのクリスマスとチェコウイーク」が加美町南町のギャラリー「工藝藍學舎」で開かれている。19日まで。東北を拠点に活躍する優れた作家の作品を展示販売している同ギャラリーは、「暮らしの中に溶け込む用の美」「居ずまいのある暮らし」を提案している。今回の企画は、もの作りの国として知られるチェコ共和国、チェコセンター東京の協力の下、1年かけて準備を進め実現した。施設2階の会場では絵本をはじめ、素朴で温かみのある藍染め作品、鉄道模型、木製の人形、アクセサリー、Tシャツ、トートバッグ、石鹸など、チェコの魅力の一端に触れられる商品を展示販売している。
小中学生ソフトテニス大会
小中学生のソフトテニス大会「第1回STLCUP」が11月30日から12月8日にかけての3日間、大崎市松山B&Gテニスコートで開かれた。県北地域を中心に男子16チーム、女子20チームが出場して熱戦を繰り広げ、女子は同市古川のクラブ「STL」が優勝した。大会は、小中学生選手の競技機会を増やすとともに、ソフトテニスの普及、選手同士の交流を図ろうと、STLが主催。同クラブの指導者はアルプスアルパイン古川第2工場に勤めており、同社が労働委員会の支援制度「会員のやりたいことチャレンジ」に基づいて協賛した。
交通安全功労者ら表彰
古川署、古川地区交通安全協会(安協)、同安全運転管理者事業主会(安管事業主会)、同安全運転管理者会(安管会)4者合同による本年度の「交通安全功労者等表彰伝達式」が10日、グランド平成(大崎市古川)であり、管内で交通安全活動に尽力した個人や団体、優良運転者らをたたえた。あいさつで、本郷輝朗・地区安協会長は「地域の規範たる皆さんと力を合わせ、交通死亡事故ゼロに向けて取り組んでいく」と述べ、早坂竜太・地区安管事業主会長は「交通安全は家庭と職場から。安全運転管理者、事業主の皆さんはぜひ地域の安全安心、大切な命を守るため尽力を」と被表彰者に語り掛けた。
労災のない年末年始を
古川労働基準監督署と宮城労働基準協会古川支部は9日、管内事業所の安全衛生パトロールを行った。大崎市岩出山下野目の牛乳・乳製品製造「みちのくミルク」の工場を視察し、安全衛生の取り組みを確認した。この日は相澤署長、木田支部長ら7人がみちのくミルクを訪問。製造工程の徹底した衛生管理に感心する一方、作業員が転倒したり機械に巻き込まれたりする危険がある場所や、緊急避難経路の動線などについて指導した。
米粉食パン好評
県産米粉使用の食パンが、工房パルコ(大崎市古川南町)で好評だ。宮城学院女子大(仙台市)現代ビジネス学科の学生らが「味」「風味」「食感」にこだわり改良したもの。11月の発売初日は学生自ら店頭で売り込み完売御礼の人気ぶり。従来の米粉食パンをリニューアル。もちもち感が増した「大崎の恵(めぐみ)」、焙煎玄米粉の香り高い「大崎の実(みのり)」、グルテンフリー仕様「大崎のごはんパン」の3種類。このうち「ごはんパン」は高アミロース米の米粉を使い、小麦無添加でふっくらと焼き上げた。「アレルギーを気にせず安心して毎日食べてもらえる」(両者)自信作という。
全国大会優勝祝う
中学生硬式野球チーム「仙北ボーイズ」のエイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会優勝祝賀会が7日、大崎市古川のグランド平成で開かれ、関係者が出席して東北勢初の優勝を祝った。同大会は8月2〜7日、大阪府などで開催。仙北ボーイズは決勝で愛知名港ボーイズに7-3で勝利し、全国約600チームの頂点に立った。祝賀会には関係者ら約300人が出席。チームの泉勝幸代表が「全員一体となった結果。今後も皆さんに愛されるチームを目指す」と感謝を語った。
インフルエンザ 大崎で注意報基準超える
県は12日、第49週(2~8日)の感染症発生動向調査週報を発表した。大崎保健所管内の定点医療機関10カ所では、インフルエンザで合わせて131人の感染が報告された。1定点医療機関当たりでは13・1人と県内最多で、基準の10人を唯一上回り、インフルエンザ注意報が今季初めて県全域に発表された。圏域ごとの定点医療機関で診断されたインフルエンザ感染者報告数は▽大崎131人(1定点医療機関当たり13・1人)▽塩釜136人(同8・5人)▽石巻77人(同7・7人)▽仙南51人(同7・29人)▽仙台市275人(同6・25人)▽気仙沼23人(同5・75人)。全6圏域で前の週を上回り、県全体は1・8倍となる693人(同6・25人)だった。年齢別では、20歳未満が約7割と集中している。
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