AI・AI(富谷)初優勝

第27回大崎タイムス社杯争奪ママさんバレーボール親善大会(大崎タイムス社主催、大崎市ママさんバレーボール連盟主管)が16日、大崎市古川総合体育館で開かれ、大崎地方などの11チームが熱戦を繰り広げた。優勝候補不在の混戦を制したのはAI・AI(富谷市)。前回(昨年)の3位から躍進し、大崎地方以外のチームでは第18回大会の黒川ママ以来15年ぶり2度目の優勝を飾った。
保育者の道へ第一歩

宮城誠真短大の第37回卒業証書・学位記授与式が15日、大崎市古川のグランド平成で開かれ、43人が保育のプロフェッショナルとして、それぞれの現場へ巣立っていった。同短大は、保育者養成を目的とした単科短大。卒業生は県内外で幼稚園教諭や保育士、児童館職員などとして活躍している。
本番へ向け稽古に熱
加美町の「中新田縄文太鼓伝承会」によるスプリングコンサートが30日午後1時半から、中新田公民館ホールで開かれる。本番を控え、会員たちが熱を入れて稽古を重ねている。同伝承会は旧中新田町時代の1993年、国のふるさと創生事業で誕生。和太鼓、横笛、舞踊、歌が一体となり古代を表現する創造芸術で、「曙」「火焔」「宇宙」「未来」の4章で構成。作詞は詩人の宗左近さん、作曲は三善晃さんが手掛けた。
蚊の誘引、忌避実験
先進的な理数系教育に取り組むスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の古川黎明高で14日、蚊やマダニといった害虫の生態について学ぶ授業が行われた。生徒たちは生きている蚊に対する誘引、忌避実験を行い、蚊が寄ったり離れたりする様子を観察した。SSH探究活動の一環で、県と包括連携協定を結んでいるアース製薬(本社・東京都)が昨年から授業に協力。殺虫剤などを製造する同社と、害虫を飼育する同社赤穂研究所(兵庫県赤穂市)が講師を務めた。授業を受けたのは、SSHアドバンスコースに登録している1年生41人。蚊の忌避、誘引実験では、ヒトスジシマカが入った網目のケースにハンドクリームや香辛料などを近づけ、蚊の反応を観察。このうち1班は水や窓ガラスで冷やした手と温かいままの手をかざすと、温かい方の手に次々と蚊が寄り付いてくる様子を確かめた。
肌寒い春の彼岸入り
彼岸の入りの17日、大崎地方は寒の戻りで時折雨が降る肌寒い日となったが、各地の墓地や霊園には朝早くから多くの家族連れらが訪れ、墓前に線香や花を供え、静かに手を合わせていた。この日の県内は、低気圧や気圧の谷の影響で曇りや晴れとなり、雨や雪の降るところもあった。アメダスの観測では、大崎市古川は朝方の最低気温が3度。日中もあまり気温が上がらず、午前11時で5・1度だった。こうした寒さの中、同市古川李埣の富光寺でも家族連れや高齢の夫婦が墓参りしたり、墓掃除したりする姿が見られた。古川江合の青沼良悦さん(67)は、毎年彼岸は妻の美和子さん(65)と共に午前中に墓参りしているといい、「ご先祖様への感謝と家族が健康でありますようにと願った」と話していた。
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