吉田川の河川敷清掃

過去幾度となく豪雨に伴う堤防決壊や越水などの被害に見舞われた吉田川で15日、自主的な清掃活動が行われた。集まったのは沿川住民のほか、北上川下流河川事務所や県などの関係者計約150人。堤防などに被害をもたらす恐れのある樹木群やごみを回収した。清掃活動「みずからクリーンアップ活動」は、沿川1市2町の住民らでつくる流域治水オフィシャルサポーター「りゅうちるネットワーク」が昨年始め、年2回実施している。この日は、大崎市鹿島台を中心に両岸4㌔で1時間半にわたり実施。参加者たちはヤナギの幼木を両手で引き抜いたり、河川敷に流れ着いたごみや流木を拾い集めたりした。
帯状疱疹ワクチン 定期接種4月開始
発疹と激しい痛みが伴う帯状疱疹を予防するワクチンの定期接種が2025年度から始まる。対象は年度内に65歳を迎える人。実施主体は各自治体で、公費で費用を一部負担する。65歳以上の人は、5年間の経過措置として70歳から100歳まで5歳ごとに対象とする(来年度に限り100歳以上は全員が対象)。大崎市は3月中にはがきで対象者に通知する予定で、すでに助成制度を設けている色麻、加美両町は、同じ内容で事業を継続実施する。
加美町議選が告示
任期満了に伴う加美町議選(定数15)は18日告示され、正午までに17人が届け出た。議員定数が17から2減されて最初の選挙で、5日間の選挙戦に突入した。立候補者の新旧別は現職12人、新人5人。党派別は公明1人、無所属16人。男女別は男性15人、女性2人で、最年少は31歳、最年長は79歳。立候補の受け付けは午前8時半に町役場で始まり、手続きを済ませた各候補者は自宅や選挙事務所前などで第一声を上げた。
栗原市人事 企画部長に鈴木教育部長
栗原市は14日、4月1日付で発令する幹部職員の人事異動を発表した。役職定年を迎えた鈴木匡敏・企画部長の後任には鈴木学・教育部長が回る。同じく役職定年の宮内徳康・消防長の後任には大場義和・消防本部次長が昇格する。対象は部長級で5人、総合支所長で3人、次長級で9人。60歳になる職員が少ないこともあって例年より小幅な異動にとどまった。
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