2025/3/23


古川農協 旧富永小へ本店移転

 古川農協本店が移転する旧富永小校舎(大崎市古川富長字五右エ門)の改修工事が終わり、21日、同農協や大崎市の関係者らが出席し、現地で落成式が行われた。移転は古川北町の本庁舎が建設から半世紀を超え老朽化が進んでいるためで、小学校統廃合で廃校となった校舎を市から無償貸与を受け本店事務所として活用。24日から業務を開始する。

 

未使用の文房具2800点

 古川学園高の1、2年生有志10人が17日、大崎市内で集めた未使用の文房具2800点余りを日本旅行東北(本社・仙台市)や大崎市社会福祉協議会へ寄せた。同社が主催する「ぶんぼうぐバンク」に協力したもので、文房具は協力団体を通じ、新年度に合わせて必要としている家庭に届けられる。

 

 

総合型スポーツクラブ発足

 総合型地域スポーツクラブ「WARP!!!(ワープ)」が18日、美里町に設立された。活動内容や会場はこれから煮詰めていくが、6月をめどに会員の募集開始を目指す。総合型地域スポーツクラブは「多世代」「多種目」「多志向」を掲げ、スポーツや文化活動を行う。県内に約60あるとされ、町内には南郷地域と中埣地区にある。「WARP!!!」はスポーツなどを通して得られる「非日常感」にちなんで名付けた。4月から組織固めを図るほかイベントを開催し、5月から内容を充実させるとしている。会費は月額制または1回ごとを検討している。

 

災害時の施設利用など

 旧富永小校舎に本店機能を移す古川農協は17日、災害時の施設利用について大崎市と、さらに祭りなど地区民の使用について富永地区振興協議会とそれぞれ協定を結んだ。旧富永小は市の指定避難所となっており、地区民、スポーツ少年団が校庭、体育館を利用してきた。協定では、引き続き災害時に避難所とすることや地区の体育行事、祭りなどでの使用を受け入れるとしている。