オリジナルコーヒー開発

鹿島台商業高の1年生が、4月10~12日に大崎市鹿島台で開かれる「鹿島台互市」でオリジナルブレンドのドリップバッグコーヒーを売る計画で、18日、味やラベルのデザインなどを最終決定した。互市当日は生徒が現場で販売に取り組む。商業の実践的な取り組みを通し、社会に求められる人材育成を図るのが狙いで、1年生22人全員が商品開発、広報、営業企画の3班に分かれ、1月から販売へ向けた準備を進めてきた。生徒の活動を、電子部品メーカーの「東北プレス工業」(同市鹿島台、庄子文隆社長)、「ハタナカコーヒーロースター」(美里町)を運営する畑中悟さん(62)が支援した。
小中学校で修了式

大崎地方の多くの小中学校で24日、修了式が行われた。本年度の学業を終えて修了証書を受け取った児童生徒たちは、1年間を振り返りながら新年度に向け新たな目標を掲げていた。大崎市敷玉小では1~5年生101人が体育館に集まり、各学年の代表児童が本田結城子校長から通信票入りの修了証書を受け取った。本田校長は子どもたちの成長をたたえ、「いろいろな人と協力することを学ぶのが学校。来年度も力を合わせて楽しい学校にしていきましょう」と呼び掛けた。また、各学年代表の5人がステージに上がり、1年間頑張ったことや来年度の目当てを発表した。
古川高校長に野中築館高校長
県教育庁は24日、2025年度教職員人事を発表した。県北部では8高校と11中学校、23小学校の校長が変わる。役職定年で退職する古川高の牛来拓二校長の後任に築館高の野中淳校長が就き、築館高には迫桜高の目黒幸治校長が回る。役職定年を迎える古川黎明高の吉田信哉校長は教員として泉高に着任予定。退職する涌谷高の矢部鋼治校長の後釜には石巻北高の千葉秀知副校長が昇格する。中学校長は、古川南に県美術館の水谷岳男教育普及部長が転任。岩出山に石巻市教委の佐藤広章課長補佐、田尻に志波姫の青木康子教頭がそれぞれ昇格する。3校を統合した美里の初代校長には小牛田の佐藤勇寿校長が就任する。
新議員15人決まる
任期満了に伴う加美町議選は23日に投開票が行われ、即日開票の結果、新議員15人が決まった。新議員の顔ぶれは現職11人、新人4人。投票率は62・61%で、2021年の前回(65・74%)を3・13㌽下回った。議員定数が2削減されて最初の選挙となった今回は、定数を2人上回る17人(現職12人、新人5人)が立候補し、少数激戦を繰り広げた。当選者の党派別は公明1人、他は無所属。最年少は31歳、最年長は79歳。新人で最年少の田中草太氏(31)が1612票を集めトップ当選を果たしたほか、得票順位4位までを新人が占めた。
3月の選挙人名簿登録者数
県は3日、選挙人名簿登録者数(1~3日時点)を発表した。県全体の登録者は189万4257人で、3カ月前の前回から4293人(0・23%)減少。衆院選・宮城5区の有権者は33万55696人で、同じく1490人(0・44%)少なくなった。
時疾風自身最多の10勝
大相撲春場所(大阪)は23日に閉幕した。2場所連続の幕尻となった栗原市瀬峰出身の東前頭18枚目、時疾風(28)=小牛田農林高-東京農大―時津風部屋=は千秋楽こそ敗れたが、10勝5敗と幕内では自身最多の勝ち星を挙げた。最終日まで優勝の可能性を残すなど、飛躍の春となった。
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