2025/3/27


落書きやものづくり

 ものづくりや絵画の技法を体験できる「春休み! ワークショップまつり」が、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で開かれている。同館が過去に開いたワークショップを〝復活〟させたもので、来場者は思い思いに作品作りを楽しんでいる。30日まで。まつりでは、2007~24年に開いた企画展やイベントのワークショップ6種をリバイバル。「人間国宝・芹沢銈介展」(07年)の「合羽摺りでしおりをつくろう」や「物語る植物」(24年)の「空想の草花を咲かせよう」など、人気や要望が高かったものを選んだ。このうち「スケルトンらくがきひろば」は、おおさき古川まつりに合わせて開いていた「こどもらくがきひろば」を基にしたワークショップで、施設の窓ガラスを〝キャンバス〟に開催。子どもたちがガラス用のパステルを使い、普段はできない落書きを楽しめる。

「鎮魂の桜」ことしも植樹

 東日本大震災から丸14年の11日、犠牲者を悼む「鎮魂の桜」植樹が化女沼(大崎市古川)湖畔であった。震災翌年から続く取り組みで、初年度植えた桜は見上げる大きさ。もうすぐ開花を迎える。市民団体「化女沼2000本桜の会」主催で、震災関連死で亡くした会員の供養も兼ねて毎年3月11日を「鎮魂の桜花(おか)」づくりの日に。この日は30人余りが軍手に長靴、作業着姿で参加し、成長すると華やかな濃いピンク色の花が咲く陽光桜の苗木12本を手作業で植えていった。

大規模災害発生に備え

 大規模自然災害の発生に備えて大崎市はこのほど、民間企業と相次ぎ協定を結んだ。東日本大震災(2011年3月)では激しい揺れで建物倒壊が数多く生じ「内陸最大の被災地」とされた同市。東北・関東豪雨(15年9月)以降7年間で3度の水害にも見舞われており、官民連携で〝あの手この手〟の対策を講じておく構えだ。「災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定」は建機レンタルのアクティオ(東京都)との間で締結。資機材不足が見込まれる災害時、避難所向け簡易トイレや冷暖房などを提供してもらう。衛生環境の改善、必要な資機材の充実強化が狙い。市防災安全課によると、東日本大震災直後に市が開設した避難所は約90カ所。最大1万1000人が身を寄せ、不自由な暮らしを余儀なくされた。「災害時におけるドローンを活用した応援業務等に関する協定」は、ドローン大小計5機を所有する地元建設業のオイデック(同市三本木)に白羽の矢を立てた形。災害時の〝陸の孤島〟化を防ぐ。ドローン導入で業務効率化を図っている同社。大型(3機)は重さ40㌔㌘の荷物を積み最大20分間飛行可能で、小型(2機)はカメラ搭載で上空からの現場確認に向く。協定は水害や土砂崩れが発生した際、孤立者へ支援物資を届けたり、正確な被害状況を把握したりするのが狙い。

 

大崎の魅力再発見に期待

 第15回おおさき観光写真コンテスト(大崎市主催)の表彰式が17日、市役所で開かれ、一般部門最優秀賞に選ばれた大崎市三本木の団体職員、髙橋瞳さん(40)など入賞者に賞状と大崎市姉妹都市、友好都市の特産品などが贈られた。コンテストは一般、学生、列車車窓の3部門で、昨年5月10日から今年1月10日まで募集。合わせて136点の応募があり、審査の結果、入賞16点が選ばれた。

 

県内で強風吹き荒れる

 低気圧と前線の発達に伴い、県内は26日午前から夕方にかけて西寄りの強風に見舞われた。同日正午までに観測された最大瞬間風速のうち白石市の35・0㍍、栗原市築館の30・2㍍はともに観測史上最大の値。ほか大崎市古川27・4㍍、同市鹿島台11・5㍍など。強風のため、JR東北新幹線は東京-盛岡間の上下線で運転を一時見合わせ、大崎地方関係では東北線と陸羽東線にも影響が出た。