「古川斎苑」今春供用開始
今春、供用開始する大崎地域広域行政事務組合の新火葬場「大崎広域古川斎苑」(大崎市古川)建設工事が最終段階を迎えている。古川、松山両斎場の老朽化に伴う火葬場統合再編計画に基づき、公設民営のDBO方式で整備。官民連携で経営効率化、会葬者サービスの質向上に取り組む。古川斎場近くの民有地を取得し、2023年度着工。敷地は広さ2万8741平方㍍で駐車場225台分(乗用車200台、身障者5台、マイクロバス10台ほか職員用など)。県道化女沼公園線との接続路を含め事業面積は3万3509平方㍍。施設は鉄筋コンクリート造一部鉄骨の平屋で、延べ床面積4166平方㍍。「環境との調和」をデザインコンセプトとし、玄関前通路まで覆う大きな屋根が外観的特徴。悪天候時や高齢者、身障者らの車の乗降に配慮した。
6次産業化軌道に
加美町字南小路で農園を営む米津岳さん(44)は、栽培から加工、販売まで一貫して手掛ける6次産業に取り組んでいる。2021年にスタートし、4年目には黒字化に成功。「加工販売を伸ばし、県外や町が進めている台湾交流を好機に海外にもアプローチしていきたい」と話す。米津さんは滋賀県出身。18年から3年間、同町の地域おこし協力隊として観光振興業務に携わり、任期満了後、空き家の管理・利活用事業や宿泊施設などの運営、地場産品の商品開発を手掛ける株式会社「リロカリコクリ」を設立した。同社農業部門「コクリ農園」は、賃借を含めた農地70㌃にサツマイモとジャガイモを中心に栽培。そのほか、少量多品目で年間約80種類の野菜を育てている。農園のコンセプトは「採ったその場でまるかじり」。より良いものを地域や客に届けたいと、作る野菜は全て農薬、化学肥料を使っていない。
大崎市長選 市政のかじ取り誰に
任期満了に伴う大崎市長選は4月12日告示、19日投開票の日程で行われる。現職伊藤康志氏(76)=5期=が後継指名せず今期限りでの引退を表明。市政を担うバトンの行方が焦点だ。伊藤氏の任期は4月29日まで。伊藤氏は県議を経て2006年4月、古川市と松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻の6町合併に伴う大崎市長選で新顔三つどもえの選挙戦を制し初代市長に就き、以来5期連続当選。昨年の市議会12月定例会冒頭で6選不出馬の意向を示した。「市民から負託された市長の座であり、市民にお返しするのが政治信念」と後継指名は行わない考え。12月29日現在、表立った立候補への動きはなく、水面下で複数の名は取り沙汰されているが、不透明感が漂う。
市議選も同日程
任期満了に伴う大崎市議会議員選挙(定数28)も市長選と同日程で行われる。現職のうち小沢和悦(81)=5期=、富田文志(74)=同=両氏が12月定例会で次期市議選への不出馬を表明。ほかにも引退の動きが複数ある。4年前の前回市議選は31人(現職23、新人8)が28議席を争う構図で新人7人が初陣を飾り、得票数28位と次点が20票差で明暗分かれた。混戦をよそに投票率48・13%は過去最低。「住民参加型の市政」への機運醸成が不可欠だ。
美里町長選 現新一騎打ちの公算
任期満了に伴う美里町長選は20日告示、25日投開票の日程で行われる。現在のところ立候補の意向を表明しているのは、いずれも無所属で、現職で4選を目指す相澤清一氏(73) =同町中埣=と新人で柔道整復師の梶田茂教氏(54)=同町新妻の神=の2人。2010年以来16年ぶりの選挙戦となる公算が大きくなっている。
美里町議選 無投票の可能性も
任期満了に伴う美里町議選(定数13)は20日に告示され、25日に投票が行われる。今のところ、立候補を予定しているのは現職10人と新人3人の計13人で、同町初の無投票となる可能性もある。立候補予定者の地域別は小牛田9人、南郷4人。女性は1人。年齢は最年長が76歳、最年少は49歳。政党別は、公明1人を除き全員無所属で、公明の新人が当選すると、同町で初めての公明党議員となる。現職のうち3人が勇退の意向を示している。
「お芋のギフト」全国へ
加美町の小野田郵便局(松井宏局長)は5日から、日本郵便のふるさと小包で、コクリ農園の菓子詰め合わせセット「お芋のギフト」の発送を開始する。農薬、化学肥料不使用の町産野菜を使った安全、安心の菓子が全国に届けられる。同農園ギフトのふるさと小包便は2年目。商品は、米油で揚げて作ったサツマイモチップス「さっチ」、ジャガイモの「ぽっチ」、軟らかく素朴な甘さが特長の半熟干し芋「加美蜜芋(かみついも)」に加え、ことしは町産のもち米とサツマイモを材料に、きび砂糖のみで練り上げた餅菓子「かみころもち」が加わった。

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