2026/01/06


官公庁、企業で仕事始め

 2026年が本格的に始動−。官公庁と多くの企業は最大9連休の年末年始休みを終えて5日が仕事始め。大崎市役所では伊藤康志市長が幹部職員らの前で年頭の辞を述べた。冒頭〝書き初め〟として「拓(ひらく)」の漢字1文字を掲げた伊藤市長。「歴史は未来への羅針盤」と語り、世界農業遺産「大崎耕土」の伝統的な稲作文化、藩政時代から続く古川八百屋市(まち)と鹿島台互市など〝まちびらき〟の歩み、岩出山伊達家と家臣団による戊辰戦争後の北海道開拓、さらに品井沼干拓に心血注いだ鎌田三之助、民本主義を唱えた吉野作造ら開拓精神あふれる郷土の偉人たちの事績を紹介し「大崎市誕生20周年の年。温故〝創生〟の決意で未来を切り拓く」と力を込めた。

古川青果市場で初競り

 大崎市の古川青果地方卸売市場で5日朝、初競りが行われた。昨夏の猛暑と渇水の影響はほぼ見られず、昨年と比べ出荷量は回復傾向にあるといい、生産者や買参人約50人が集まって野菜や果物を威勢よく競り落としていた。競りに先立って式典を行い、市場の門脇勝文社長が「おかげさまで58年目。ことしも皆さんの期待に応えられるよう、社員一同頑張りたい」とあいさつ。その後、古川高倉地区の和太鼓団体「高倉蘖太鼓」が力強い音を響かせた。最後に買参人組合の米倉秀一組合長が音頭を取って三本締めを行い、商売繁盛を願った。

県北部の魅力捉えた22点

 県北部の魅力を写した写真を紹介する「よしきたみやぎフォトコンテスト入賞作品展示会」がJR古川駅2階で開かれている。13日まで。県北地域の魅力を発信しようと、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会県北地域部会が昨年8月1日から9月28日まで作品を募集。延べ774点の応募があった。展示作は、応募作のうち各部門の大賞や部門賞、「いいね賞」に選ばれた22点。「観光」「食」「陸羽東線」の3部門別に掲示した。

 

年賀状を届けに出発

 年賀状の配達が1日、全国の郵便局で一斉に始まった。古川郵便局(佐藤哲也局長)では同日朝に出発式を行い、バイク52台が大崎市古川地域の一般家庭や事業所などへ繰り出した。元日朝の古川は曇り。午前7時の気温は氷点下1・8度を記録し、一部で路面凍結も見られた。佐藤局長は「市民の皆さまは年賀状を楽しみに待っている。確実に、丁寧に配達し、交通事故やけがなく、無事に帰ってきてほしい」と配達員に呼び掛けた。千葉真一集配営業部長が音頭を取り、全員で空に向かって安全スローガンを唱和。ことし定年を迎え、最後の年賀状配達となる吉永一宏さん(65)を先頭に街中へ配達に出発した。

 

無人駅に花植え10年

 長年にわたり地域の環境美化に努めたとして、涌谷町のボランティア団体「わくや大の会」(佐々木繁会長、会員数22人)が昨年11月29日、日本善行会(東京都)から表彰された。佐々木会長(78)が12月26日に町役場を訪れ、遠藤釈雄町長に報告した。同会は2016年に町民7人で結成。JR上涌谷駅そばの花壇に年2回、季節の花を植えているほか、公共施設の落成時に餅まきを行い、盛り上げに一役買った。近年は町内のこども食堂運営に協力。同会によると、JR東日本管内の無人駅で年2回、花を植え替えている団体は同会だけ。

 

中心商店街で初売り

 大崎地方の初売りは元日から実施した大型店があったほか、大崎市古川中心部では2日に始めた商店があり、買い物客に景品を配るなどして新年を祝った。古川十日町の老舗茶店「茶舗 静岡屋」(望月俊一社長)は2、3の両日に初売りを実施。割り増し商品券を販売し、煎茶やのり、急須などを割安でセットにした「福茶箱」も店頭に並べた。スタンプを2倍にしたり、干支にあやかり馬の土鈴を贈ったりするサービスも。昨年まで行っていた茶箱の提供は、製作者が減り確保が難しくなったことなどから取りやめにしたという。

 

一流のサックス披露

 世界的サックス奏者、スネイク・デイビスさんのライブが12月28日、大崎市地域交流センター・あすもで開かれた。英国出身で、矢沢永吉さんのライブにも参加したことがあるなど日本との縁も深いデイビスさん。約120人の聴衆は、世界中で活躍するプレーヤーの生演奏で2025年を締めくくっていた。上質な音楽を市民に聴いてもらおうと、音楽好きの仲間で結成した実行委員会が主催。デイビスさんとつながりがある実行委メンバーを通じ、昨年に続き2度目の開催となった。デイビスさんはバックバンドを従え、大きさが異なるサックスや尺八を使い分け、ジャズの名曲やビートルズの楽曲などを演奏。美しい歌声や「皆さんに会えて、とてもうれしい」「(尺八は)難しいけれど大好き」といった日本語トークも披露した。